ly:setを運営している株式会社レッカスグルーヴは令和4年に【えるぼし認定】最高位の3つ星(3段階目)を取得し、3年目を迎えました。女性が活躍できる社会を目指し、社内から変革を行っております。
厚生労働省が開設している「女性の活躍推進企業データベース」では、企業が女性活躍推進法に基づく自社の「女性の活躍状況に関する情報」や「行動計画」を各企業が公開しています。就職活動中の学生などの求職者が、各社の「女性の活躍状況に関する情報」を閲覧することができ、企業の選択にも役立ちます。
【女性の活躍推進企業データベース】
https://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/
女性活躍推進法に基づき、一般事業主行動計画の策定・届出等を行った事業主のうち、女性の活躍推進に関する取組の実施状況が優良である等の一定の要件を満たした事業主は、都道府県労働局への申請により、厚生労働大臣の認定(えるぼし認定)を受けることができます。 認定を受けた事業主は、厚生労働大臣が定める認定マーク(愛称「えるぼし」)を商品や広告などに付すことができ、女性活躍推進事業主であることをPRすることや優秀な人材の確保や企業イメージの向上等につながることが期待できます。
「えるぼし」の認定の段階は、「採用」、「継続就業」、「労働時間等の働き方」、「管理職比率」、「多様なキャリアコース」の5項目の認定基準のうち満たした数に応じて3段階あります。
認定マークの「L」には、Lady(女性)、Labour(働く、取り組む)、Lead(手本)などさまざまな意味があり、「円」は企業や社会、「L」はエレガントに力強く活躍する女性をイメージしています。様々な企業や社会の中で活躍し、星のように輝く女性への「エール」と、そんな輝く女性が増えていくようにとの願いを込めて「えるぼし」となりました。
厚生労働省が直近で発表している報告では、
令和4年の女性の労働力人口は3,096 万人と前年に比べ 16 万人増加し、男性は3,805 万人と22万人減少しています。この結果、労働力人口総数は前年より5万人減少し6,902 万人となり、労働力人口総数に占める女性の割合は44.9%(前年差0.3ポイント上昇)となった。また、女性の労働力率(15歳以上人口に占める労働力人口の割合)は、54.2%(男性71.4%)と前年に比べ0.7ポイント上昇した。 女性雇用者数は2,765万人となり、前年に比べ26万人増加した。一方、男性雇用者数は3,276万人となり、前年に比べ2万人減少した。この結果、雇用者総数に占める女性の割合は45.8%(前年差0.3ポイント上昇)となった。 女性の完全失業者数は、前年に比べ5万人減少し 73 万人となり、完全失業率は2.4%となった。
また配偶関係別に令和4年の女性の労働力率をみると、未婚者は67.6%、有配偶者は57.2%、死別・離別者は 31.5%となっている。 年齢階級別に未婚又は有配偶者女性の労働力率をみると、未婚者では「25~29歳」(92.9%)が最も高い。 一方、有配偶者は、「45~49歳」(79.9%)が最も高く、前年に比べ、「65歳以上」を除く年齢階級において労働力率は上昇している。10年前の平成24年と比較すると、全ての年齢階級で労働力率は上昇しており、上昇幅が最も大きいのは「20~24歳」(27.9 ポイント上昇)であった。女性の年齢階級別労働力率の底である「35~39 歳」も14.4ポイント上昇している。 (図表1-2-3)
とされており、女性の労働力人口は増加傾向にあり、雇用される数も失業せずに就業を継続している数も増加しています。また既婚者でもアラフィフと言われる世代の労働力率が大幅に上昇しています。結婚をしても仕事をしながら活躍される女性が増えたと同時に、歳を重ねても仕事を続けている女性が増加しています。月経随伴症、更年期症状、婦人科がんなどの女性特有の健康課題と、男女双方に関わる不妊治療を合わせた労働損失は労働損失等の経済損失は、社会全体で約3.4兆円と推測されており(出展:令和6年2月 経済産業省)、これらの課題と付き合いながら就業を継続できる環境の考慮が必要になってきます。
弊社では下記のように、女性が就業しやすい環境を整えるための取り組みを実施して参りました。
■ 令和 4年 12月 育児介護休業等に関する規定・ライフケア休暇規程を施行
■ 令和 4年 12月 福利厚生の一環として生理用品を設置
■ 令和 5年 2月 ホームページをリニューアル(女性活躍推進を明記)
■ 令和 5年 3月 福利厚生について全社員対象としたアンケートの実地
■ 令和 5年 9月 福利厚生として生理用ナプキンの常設を開始
■ 令和 5年 11月 福利厚生について女性社員を対象としたアンケートの実地
■ 令和 6年 6月 男女共有だったがトイレを女性・男性専用に完全分離
株式会社レッカスグルーヴの令和6年度の実績をこちらで公表しております。
女性がライフステージにまつわる健康課題に向き合いながら、結婚や子育て、介護などのライフイベントとともに活躍できる社会を実現していくためには、企業側の正しい理解のもと、環境や制度整備が不可欠になっています。女性が活躍する社会をつくるためには、たくさんのサポートや理解の上で実現できる事だと思っています。
女性も男性ももっと活躍できる社会を創るアクションを続けていきます!
監修: Lyset Jensen