山口県で暮らすこと、働くこと

ななみ
仕事と暮らし

山口県って田舎でダサイ…

私は生まれも育ちも山口県宇部市。
高校を卒業するまで、山口で育ちました。
はっきり言って、10代の私は「山口って田舎だし何も無いし面白くないしつまらない」と思っていました。

大学は県外へ。と言っても、広島なので隣の県なのですが。
しかし、県外へ出る、家を離れ一人で暮らす事を憧れていた私はそれでも希望が叶って嬉しかったものです。

山口県を離れて

山口県を離れてびっくりした事は、「瓦そばが無い!」でした。
山口県のスーパーでは当たり前のように「瓦そば」の袋入りが売ってあるのですが、無いんですよ。
何を隠そう、瓦そばは私の好物の一つでもあるので、
これが山口県のソウルフードと気付かず育っていた事に驚き。
自分の世間知らずさにも驚き。
井の中の蛙何とやらってやつですね。

それから、広島県は大都会とまでは言いませんが、山口と比べて町が賑やかで。
パルコやイオン、商店街に駅ビル。
何もかも私にとってははちゃめちゃに楽しい所でした。
山口って本当に田舎!こんな物無い!すごい!
って感じでたくさんの刺激があって楽しかったです。

山口県に戻ってきた理由

そんなこんなで、広島ライフを楽しんだ大学生活ですが、
卒業後、山口県へ戻ってきました。
一番に思ったのは、「私は山口県が好きだから」。
10代の頃、田舎でダサイ山口県なんて出ていきたいと思っていたのに、不思議ですね。
私が「山口県が好きだ」と気付いたのは、一人暮らしを数年して、
ある日里帰りの際に電車の窓から眺める風景が、
広島の街から見慣れた田舎風景に変わるのをぼーっと見ていた時でした。
「この風景、落ち着くなぁ…」
何とも言えない、安堵感。
あんなに田舎くさくて嫌だった風景が、美しく見えました。

山口県で働くこと

今、私は山口県山口市で働いています。
相変わらず田舎です。
私自身、方言バリバリの田舎者です。
webデザイナーの仕事は楽しいです。
やってる事だけは都会っぽいので田舎でも全然いいや!って思ってます。
それに、仕事って普通に考えると1週間の内の5日間働くわけじゃないですか。
年間休日120日あったとして、休日は遊ぶ日だと考えると働く日は245日。
遊ぶより働く日の方が多いんだから、落ち着く好きな場所へ帰る方がよっぽど良いんじゃないかなと。
私にとって山口県はそんな所です。
毎日パルコやイオンに行くわけじゃあるまいし。
行きたかったら日本のどこかにはあるんだから行けばいいし。
むしろ、田舎に居るから都会で感動する事が出来るわけで。

瓦そばと、田舎風景と、たまに遠出で都会を楽しむ。
充実した山口県ライフです!

ななみ

2018年に入社。生まれも育ちも山口県のwebデザイナーです。 1児の母となり、子育てしながら仕事をしています。 女性として、母としての視点から、山口を紹介していけたらと思います!

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