道場門前の人気店「茶房 幸」のオムライスを食べに行って来た

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道場門前の人気店「茶房 幸」のオムライスを食べに行って来た

近頃は益々寒くなり、オムライスが恋しくなる季節になってきました。
ということで、山口市の道場門前にあるオムライスで有名な喫茶店、「茶房 幸(さぼう こう)」にやってきました。

オムライス

「茶房 幸」のオムライスを紹介する前にオムライスについて少しお話したいと思います。
みなさんはオムライスが英語の「omelet」と「rice」を組み合わせた和製外来語だということをご存知ですか?
元々は忙しい厨房でもスプーンひとつで食べられるようにと、賄い料理として1900年に誕生したのですが、お客さんが食べたいと所望したため、「ライスオムレツ」としてメニューに載せるようになったのが始まりでした。
また、私たちが想像するオムライスにはケッチャプがかかっていると思いますが、ケチャップが日本で普及するのが1908年からであるため、当時のオムライスにはケチャップは使用されていなかったそうです。驚きですよね。
現在では多くのお店が様々な創作オムライスを提供するようになり、一言でオムライスと言ってもお店によって見た目や味も全く異なるバリエーションに富んだ料理になりました。

茶房 幸

さて、うんちくはこれくらいにして、話を「茶房 幸」に戻したいと思います。
まずは外観ですが、これぞ隠れ家といったような佇まいで、建物自体にもかなり雰囲気はあるのですが、屋根を覆う植物のつるが外観の魅力を倍増しています。
中に入ると、これまた雰囲気抜群で、まるでジブリ、もしくはロードオブザリングのホビットの家のような世界観で、とても落ち着く感じです。

メニュー

内観に感動しつつも席に座ると、プラスティック板にマジックでぶっきらぼうに書いてあるクールな感じのメニュー板が目につきました。

オムライスは700円〜と雰囲気のわりにはリーズナブルな価格です。
オムライス以外にもカレー、ハヤシライス、焼きそば、ピラフなどがあり、いろいろと気になりましたが、今回はやはりオムライスにすることに。
しかし、まさかオムライスにこんなに種類があるとは。。。
迷った挙句、冒険心に揺さぶられ、「なんじゃこりゃオムライス」をワクワクしながら注文。
注文の際にお店の人が「なんじゃこりゃオムライス」がどういった料理かを丁寧に説明してくれ、ありがたくも「なんじゃこりゃ」ではなくなってしまったことに少し寂しさを感じながら、料理を待つことに。

なんじゃこりゃオムライス

さあ、待ちに待った「なんじゃこりゃオムライス」の到着です。
前述のとおり、私にはなんじゃこりゃ感はなかったのですが、皆さんには是非なんじゃこりゃ感を味わっていただきたいと思います。
これが、「なんじゃこりゃオムライス」です!

なんじゃこりゃーーー!と思われた方のためにご説明します。
まず、ライスはケチャップライスではなく、ガーリックの効いたスパイシーなライス。
その上には、ふわふわの卵が乗り、さらにその上にとろーり溶ろけたチーズ。
そしてなんと、食べるラー油がかかっています。
これは知らずに見るとなんじゃこりゃってなりますよね。

さて、いただいてみましょう。
一口目を口に運ぶと、これは美味しい!
卵とチーズのまろやかさと、ガーリックライスと食べるラー油のスパイスが素晴らしいバランス!
二口目、三口目とどんどんスプーンが進みます!
もはや虜!
しかも、ボリュームもあり、そこそこの大食漢である私もお腹いっぱいになりました!
大満足です!
思わず退店の時に「また来ます」と言ってしまいました。

みなさんも、日本が誇る創作料理、オムライスが食べたくなった際には是非「茶房 幸(さぼう こう)」に足を運んでみてはいかがですか。

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「山口を、記録する。」山口オフィスのメンバーより毎週ブログを書いております。内容としては山口県オススメスポットの紹介や技術のアウトプットなどです。ぜひご覧ください。

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