みなさん、こんにちは。
狂気的な猛暑が続いておりますが、お体大丈夫でしょうか。
私は忙しさのあまり、現実逃避でこの記事を綴っております。
今回は、『涼』を求めて、山口県・長門湯本温泉に来てみました。
この湯本温泉は、山口県で最も古い約600年の歴史をもつ温泉街で……
と小難しい話は辞めにして、とりあえず涼しげで穏やかな川があって、美味しいお店があって、趣あるカフェもあって、足湯や温泉もあって、雅な旅館もある素敵なエリアです。
5月ごろには蛍鑑賞も楽しめます。
最近では、星野リゾートさんの施設『界 長門』がOPENしたことでも話題になりました。
そして今回は『涼』の他にも、あるお店を求めて湯本温泉に来たのですが、それがこの『柳屋』さんです。
『柳屋』さんは、山口名物『瓦そば』をメインとしているお店なのですが、いつ湯本温泉を訪れても1時間待ちとかなので、ひたすら断念してきました。
なので、今回はいつもより早めに参戦し、見事「30分待ち」という許容範囲内の待ち時間を獲得したわけです。
ただ、30分と言えども、近くに涼しげな川が流れていると言えども外は猛暑。いや獄暑。
限界まで己の身体と水面を近づけながら、待ち時間を耐え忍びました。
そうして、ようやくありついた目的のものがこちら!
アツアツの瓦の上で、ジュージューと音を立てる翡翠色のお蕎麦のなんと雅なことでしょう。
(山口県で云十年暮らしておきながら、きちんと瓦に盛られた瓦そばとは初対面)
このお店は、お上品に少しずつ『つゆ』につけて食べる方式だったので、普段スーパーで買った瓦そばにドバドバとつゆをかけて食べていた己の行為を少し恥じました。
また、お味もお上品で、お瓦に面している部分が適度に焦げ続けてくださるので、おこげのカリカリ食感が長く楽しめました。
本日の目的達成です!
人間とは欲深い生き物。
目的の瓦そばを堪能したものの、私には新たな欲求が芽生えてしまっておりました。
そう、みたらし団子です。
こちらは同じく『柳屋』さんがされているテイクアウトで、瓦そばを召し上がり満腹になったはずの人々を次々と誘(いざな)うブラックホールのような場所です。
そんな私もブラックホールに吸い寄せられた人間の一人。
獄暑の中、限界まで己の身体と川の水面を近づけながら、美味しくいただきました。
(もう少し涼しくなってからまた来ます)
[瓦そば柳屋 長門湯本店]
住所|〒759-4103 山口県長門市深川湯本1325-1 だいご長屋 1階
営業|11:00〜19:00(ラストオーダー18:30)
定休|火曜
駐車場|長門湯本温泉駐車場(国道316号線沿い沿い)
デザイナー。"西の秘境"山口生まれ山口育ち。中学の同級生は僕以外全員ヤンキー(田舎の宿命)。山口の『Good and New』や、デザインに関するあれこれを共有していければと思います。
REC.