ちょっとひと休み。僕のおばあちゃんちギャラリー

くりた
仕事と暮らし

こんにちは。

僕のおばあちゃんち(おじいちゃんち)ギャラリーへようこそ。

突然ですが、日本家屋が醸し出す雰囲気って良いですよね。
ゴールデンウィーク中、久々に田舎のおじいちゃんち(おばあちゃんち)を訪れた際、改めて日本家屋愛が目覚めてしまいました。
そこで今日は、某田舎にひっそりと佇む僕のおばあちゃんち(おじいちゃんち)の2兆個ある素敵ポイントのうちのほんの一部を、写真でお裾分けしたいと思います。

しばしお付き合いください。









帰省して真っ先に出迎えてくれたのは、こちらのJapanese Tsukkake。
おばあちゃんちは、玄関から土間を経由してメインの部屋に上がるのですが、部屋下の謎スキマにツッカケが1/4ほど収納されておりました。
地面を掃き掃除しやすそうで良いですね。

こちらは土間と部屋を隔てる障子。
断熱効果は限りなくゼロに近いですが、向こう側の空間にいる人の気配を障子独特なかたちで感じられるのは、素敵ポイントかもしれません。

同じく土間の一角にある電話コーナー。
年季の入った固定電話の奥には、アンティークな受話器置きがあります。
かつては、受話器を置くとバーブラ・ストライサンド『追憶 The way we were』のオルゴールが流れていましたが、今は動かなくなってしまったようです。

部屋に上がると、右手にこじんまりとしたダイニングがあるのですが、そちらの窓からは家屋裏の畑の一部が見えます。
4月から5月初旬までは、大量に咲き乱れるツツジが鑑賞できるお花見スポットになります。

一瞬で部屋から降り、お次は土間奥の台所へ。
剥き出しのガス給湯器がなんともcool。

おじいちゃんちには、なんと流しがふたつあります。
先ほどの流しは主に食器洗い用。
こちらの流しは畑で育てた野菜を洗うなど、いろいろな用途で使われているようです。
季節の花が生けてあるので、訪れるたびに何が生けてあるか確認するのもひとつのお楽しみです。

この日は、マーガレット(?)やサンザシの白い花を基調とした清楚な組み合わせがされていました。

同じく台所空間の一角。
ただそこに置いてあるだけの上白糖と鍋です。
こちらの空間は、すりガラスからほどよく陽が差し込んで、どんな被写体も物憂げな表情にさせてしまう魔法のスポットです。

アク抜き中のたけのこ失礼します。
おばあちゃんちの庭先には竹藪があるので、春シーズンおなじみの光景です。
(竹藪を散歩していると、よく上からイタチが落ちてきます。)

ただのゴミなのに様(サマ)になってしまう日本家屋が怖いです。
『ゴミ』と表記するのもためらわれました。
謎の赤い管が良いアクセントになっているのも憎いです。

そしてこちら、最高の五右衛門風呂です。
写真にはおさめていませんが、こんなにも昔ながらの風呂なのに、壁に掛かっている鏡が『キキララ(リトルツインスターズ)』なのもポイント。
注意事項としては、お湯が50度くらいに沸かされるので、熱に耐性のある我が一族でないと目ん玉が溶けかけます。

目ん玉溶かし爺。

(両脇の『火の用心』から、先人の火への畏怖の念が感じ取れます。)

もう一息のところで成し遂げられなかったナンプレ、風呂沸かしの燃料になるの巻。

最後に、庭からのおまけショット。









さて、みなさんの『日本家屋愛』かきたてられましたでしょうか。

少しでも田舎の日本家屋での暮らしが気になったそこのあなた!
山口市にIターン・Uターンされる方向けに、暮らしの情報や空き家情報をまとめたサイトがあるので、もしよかったらご覧になってみてください。(特にサイトの宣伝等ではありません。)

—『すむ住む山口』山口市の空き家・空き地バンクページはこちら

くりた

デザイナー。"西の秘境"山口生まれ山口育ち。中学の同級生は僕以外全員ヤンキー(田舎の宿命)。山口の『Good and New』や、デザインに関するあれこれを共有していければと思います。

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