DNS解体新書 其の壱

ナカムラ
仕事と暮らし

みなさん、こんにちは。
早いもので、もう11月、残すこともう1ヶ月程で今年が終わってしまいます。
心残りがないよう毎日を過ごしていきたいですね。。

本日ですが、ややこしいドメイン関連についてまとめようと思いますので、
ご覧になってみてください!

さて突然ですが、みなさんはドメインとは何か、具体的に説明ができますか?

「〜.jp」、「〜.com」といったサイトのURLに表示されるやつだよね!?といったように
漠然と答えられる人は多いと思います。

ドメインの説明をする上では、IPアドレスの理解が必要となってきますので、
まずはIPアドレスについて、説明します。

IPアドレスとは

インターネット上ではIPアドレスと呼ばれる数値がそれぞれ割り振られていて
そのIPアドレスを元に、ページにたどり着く様になっています。
つまりIPアドレスとは住所の様なものというわけです!

◾️IPアドレス
例:192.123.4.5

ですが、この「192.123.4.5」という数字は、我々、人間には、なかなか覚えにくいですよね!?
そこで、ドメインという仕組みを利用しIPアドレスとドメイン名を紐づけることで、
「recus-groove.com」のように我々、人間でも覚えやすくできるのです!

つまりドメインとは、IPアドレスを分かりやすくしたものというわけです。

ドメインの種類

前述の通り、IPアドレスとドメインは紐づいているもので、ドメイン=住所でもあります。
当然、住所なので重複しないようになっていて完全にオリジナルのものとなります。
では、そのドメインに関して深くみていきましょう。

「recus-groove.com」

ドメインでよく見る「.com」の箇所は、トップレベルドメインと呼ばれます。

トップレベルドメインには、主に3種類のグループに分けられます。
・gTLD ジェネリックトップレベルドメイン
・sTLD スポンサードトップレベルドメイン
・ccTLD 国別コードトップレベルドメイン

  1. gTLD ジェネリックトップレベルドメイン

国や地域といった地理的な制限なしにどこからでも登録、利用できるものとなります。
「.com」や「.net」等よく見るこの単語にはちゃんと意味があり、
サイトの用途によって使い分けます。

.com 商用サービス向け
.net ネットワークサービス向け
.org 非営利組織向け
.biz ビジネス向け andmore…

  1. ccTLD 国別コードトップレベルドメイン
    国や地域などの領域ごとに割り当てられるドメインです。
    こちらもよく見るトップレベルドメインとなります。
    jpには、日本、krには韓国といったようにそれぞれの国、地域によって割り当てるドメインとなります。

.jp = 日本
.kr = 韓国
.us = アメリカ andmore…

  1. sTLD スポンサードトップレベルドメイン
    こちらは、特定の業界、事業に限定して取得することができるドメインです。
    その名の通り特定の業界ごとにスポンサーとなる組織が設立されていて、その組織がドメインの発行や許可、管理、運営までを行っているようです。

.aero 航空業界用
.coop 協同組合用
.museum 博物館、美術館等用 andmore…

独自ドメイン

ドメインの種類を知ったところで次は、「独自ドメイン」をみていきましょう。
「独自ドメイン」とは、自分の好きなように決めることのできる文字列のドメインです。
独自ドメインを取得するには、ドメイン費用がかかりますが、
その分、信頼してもらいやすくなったり、覚えてもらいやすくなったりとメリットがあります。

共有ドメイン

独自ドメインとは違い共有ドメインというものもあります。
こちらは、大元の会社のサービスを利用し、複数のユーザーと共有して使うことになるドメインを指します。

サービス例:
hatenablog.com(はてなブログ)
ameblo.jp(アメブロ)

まとめ

ややこしくなってきましたね。
まだまだ説明しなければいけないことが山ほどあります、、
次回、其の弐に続きます…

ナカムラ

山口県は、防府天満宮のお膝元、防府市出身。 大自然と海が好きで、萩、長門といった日本海側に進出鬼没です。

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