Dockerとは何かについて、先日の記事で取り上げました。
今回は実際にDockerの基本的な操作を行なってみたいと思います。
Dockerのコマンドは docker
に続けて入力します。
docker <後続のコマンド>
例えば、コンテナの起動コマンドは以下です。
docker container run <イメージ名>
また、コンテ名の前にオプションを記述する場合もあります。
これは(この場合は「container run 」)コマンドのオプションと呼ばれます。
例えば、「-d」はバックグラウンドで起動するオプションです。
docker container run -d <イメージ名>
さらに、<コンテナ名> に対して引数を渡す場合もあります。
docker container run -d <イメージ名> <引数>
以上が基本的なコマンドの構造です。
ここまで container
として例を記載しましたが、この部分は対象が入る部分のため、実行したい操作によって変わるという点に注意してください。例えばイメージを操作する場合は image
になります。
※ その他の部分も同様です。
まずは、存在するコンテナを一覧表示するコマンドをご紹介します。
docker ps -a
コンテナが存在しなければ、表のヘッダ部分のみが表示されます。
また、 -a
オプションをつけない場合は、動いているコンテナのみが一覧表示されます。
次に、コンテナを作成するコマンドです。
以下では Apache のイメージ httpd からコンテナを作成しています。
また、-d
オプションにより、バックグラウンドで実行されます。
さらに、 --name
オプションによって、hoge
という名前のコンテナが作成されます。
docker run --name hoge -d httpd
次は作成したコンテナを停止するコマンドです。
上で作成した hoge
コンテナを停止します。
docker stop hoge
最後にコンテナを削除するコマンドです。
うえで 停止した hoge
コンテナを削除します。
docker rm hoge
今回は docker の基本的なコマンドについてご紹介いたしました。
さらにさまざまなコマンドがありますので、興味のある方はぜひ調べてみてください!
山口県生まれ、山口県育ち。超インドアなので外出することは少なめですが、Webを身近に感じていただける技術トピックなどを中心にご紹介できればと思っています。よろしくお願いいたします!
REC.