Webサイトの表示速度を上げる5つの簡単な方法

masa
仕事と暮らし

日に日に日差しが強くって参ってます。masaです。
今回はWeb制作者として常に付きまとう課題、「Webサイトの表示速度」についてのお話です。

Webサイトの表示速度は、ユーザーの離脱率やSEOに直結する重要な要素です。
表示が1秒遅れるだけでコンバージョン率が大きく下がるというデータもあったりなかったり。(あります。)
今回は、初心者でもすぐに実践できる表示速度改善の5つの方法をご紹介します。

1. 画像を最適化する

画像はWebページの読み込み速度に最も大きく影響する要素の一つです。

ポイント

  • サイズの縮小:PhotoshopやTinyPNGで圧縮する
  • 形式の選択:JPEG、WebP、AVIFなど用途に合った形式を使う
  • HTML属性の活用:で遅延読み込み

おすすめツール

2. 画像や動画の「遅延読み込み(Lazy Load)」を活用する

画像や動画をスクロールされたときだけ読み込むことで、初期表示を高速化できます。

<img src="image.jpg" loading="lazy" alt="説明" width="600" height="400">

ちなみに、WordPressやShopifyなどでも、最近のテーマは対応済みのものが多いです。

3. フォントを最適化する

Webフォント(例:Google Fonts)を使うと見た目は良くなりますが、読み込み遅延の原因になることもあります。

対策

  • 使うフォントは最小限に
  • font-display: swap; を使って非同期読み込み
  • 必要な文字セットだけを読み込む

Google Fonts 最適化例

@font-face {
  font-family: 'Noto Sans JP';
  font-style: normal;
  font-weight: 400;
  font-display: swap;
  src: url('https://fonts.gstatic.com/....');
}

4. CSS・JavaScriptの軽量化と圧縮

CSSやJSファイルが多すぎたり大きすぎると、読み込みに時間がかかります。

方法

  • 未使用のコードを削除
  • Minify(圧縮)する
  • 可能な限り外部ライブラリを減らす

ツール

  • HTML Minifier
  • Webpack、Viteなどのビルドツールを使えば自動化も可能

Core Web Vitalsをチェックする

Googleが推奨する「Core Web Vitals(ウェブに関する主な指標)」を改善することで、SEOにも強くなります。

代表的な指標

  • LCP(Largest Contentful Paint):表示完了までの時間
  • FID(First Input Delay):最初の操作までの遅延
  • CLS(Cumulative Layout Shift):レイアウトのズレ

チェックツール

まとめ

方法   難易度   効果
画像の最適化   ★☆☆   
遅延読み込み   ★☆☆   
フォントの最適化   ★★☆   
CSS/JSの圧縮   ★★☆   中〜高
Core Web Vitalsの改善   ★★★   

まずは「画像の軽量化」と「遅延読み込み」だけでも十分効果があります。
ページ速度が上がるとユーザー体験も向上し、SEOにもプラスになるので、ぜひ実践してみてください!

masa

山口県育ちの音楽大好きおっちゃんです。10年ほど関東にいましたが、Uターンで地元山口に帰ってきました。山口のことや、Webのことなど、さまざまな情報を共有していければと思います。どうぞ何卒よろしくお願いいたします。

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