ひそかな山口みやげ ─ 私が本気で愛する『萩夏みかんドレッシング』

こんにちは。
みなさんは「山口のお土産」と聞いて、どんな味を思い浮かべるでしょうか。
山焼きだんごの素朴な甘さ、月でひろった卵のやさしい口どけ、外郎のしっとりとした歯ざわり——。地元民としては、挙げ始めるときりがありません。

けれど、今回お話ししたいのは、そんな定番の名品たちではありません。
おそらくどんな“山口土産ランキング”を探しても名前が出てこない、けれど、私にとっては誰よりも自信を持って「これを食べてみて！」と差し出したくなる、密かな推し土産なのです。

県外の友人たちにも配り歩き、気づけば私自身がその商品の宣伝係のようになってしまった——そんな、とっておきの味をご紹介します。

さて、その“密かな推し土産”というのが——こちらの「萩夏みかんドレッシング」なのです。

山口の風土が育てた夏みかんをぜいたくに使った、このノンオイルドレッシング。
ふたを開けた瞬間、すりおろしたみかんの香りがふわりと立ちのぼり、思わず深呼吸したくなるほど。
もはやドレッシングというより、みかんの瑞々しさをぎゅっと閉じ込めたソースのようで、ほんのり甘く、後味はすっと軽やか。

さらに嬉しいのは、化学調味料や合成保存料、合成着色料を使っていないこと。
素材そのものの風味が生きているので、大人も子どもも安心して食卓に迎えられます。
保育園児の娘もすっかり虜で、このドレッシングさえあれば、普段は見向きもしない千切りキャベツを山盛りたいらげてくれるのです。母としては、これ以上ありがたい“隠れ助っ人”はいません。笑

そしてなにより、県外の友人たちに配ると、ほぼ全員が「これ、すごく美味しかった！」と目を輝かせてくれるのが密かな自慢。
山口の味を、こうして誰かの日常の中にそっと届けられるのも、お土産ならではのうれしさだなあと感じています。

誰かの食卓にちょっとした彩りを添えられる——そんな山口のおいしさを、これからもゆるりと届けていけたら嬉しいです。
県内の道の駅などで販売されているので、ぜひ探してみてくださいね！