「ロック」と聞くと皆さんは何を思い浮かべるだろうか。ディストーションの効いたギター、激しいドラム、エルヴィス・プレスリー、モヒカン、そして内田裕也、この辺りではないだろうか。
だがしかし、今回の「ロック」はカレー屋である。
「カレー屋ロック」は小野田駅から車で5分ほどの場所にある。
駅から歩いて行くにはなかなかしんどい距離だが、山口県は都会とは違い完全なる車社会のため、そこは問題ないだろう。
人気店らしく、お客さんが外に並んでいるのを見たこともある。
メニューを見ると、王道のビーフカレーやらコスパの良いロックカレーやらちょっと珍しい牛すじカレー、焼きカレーなど、どれも興味をそそるカレーが並んでるいるが、今回私が注文したのは、一押しのかつカレー(900円)である。
辛さは甘口、辛口、激辛の3段階から選べるようになっており、今回は辛口にしてみた。
せっかくだからと悪い癖で大盛り(120円)とトッピングのソーセージ(80円)も注文してしまった。
カレーの到着を待っている間に、店内を見渡してみたところ、壁にはロックなアーティストの写真やポスターが飾ってある。
もちろん、店内に流れている音楽は「ロック」だ。
注文してから10分ほどで料理が到着。
ごっつい。さすが「ロック」。
濃厚そうなルーにクリームソースのかかった欧風カレーだ。
注文を受けてから肉を叩いて揚げるかつは薄めだが、大きさはかなりのものだ。
そして、トッピングのソーセージはこれで80円、安い!
いざ実食!最初のひとくちをいただくと、、、
・・・ん?甘い。
「ロック」という店名とカレーという食べ物から勝手に辛さを想像していた私が悪いのだが、まずはその甘さに意表をつかれた。
辛口を注文したはずだが、甘いのである。
しかし、もちろん甘いだけではなく、濃厚でコクもある。
牛すじ、牛骨、鶏ガラ、野菜からじっくりと時間をかけて作られたルーはコクのあるまろやかな甘みで、とても食べやすい印象だった。
続いて、かつをいただいてみた。
揚げたてのかつは衣がサックサク!そして、しっかりと叩かれたのだろう、とても柔らかい。
その柔らかさたるや、スプーンで簡単に切れるほどである。断っておくが、スプーンは刃物ではない。
まさに、カレーによく合うかつである。
いや、カレーのためのかつと言っても過言ではないはずだ。
トッピングのソーセージはいたって普通に美味しいソーセージである。
しかし、何度も言うがこれで80円は安い!トッピングは他にも温玉、目玉焼き、チーズがあるぞ!どれも80円だ!
その後、無心になって食べ、あっと言う間に完食してしまった。
私は特別カレーが好きなわけではない。
しかし、「ロック」のカレーは素直に美味しかった。また食べたいと思った。
カレー好きはもちろん、カレーがあまり好きではない人も、辛いのが苦手な人も、山陽小野田に来た際には是非「ロック」へ足を運んでみてはいかがだろうか。
「山口を、記録する。」山口オフィスのメンバーより毎週ブログを書いております。内容としては山口県オススメスポットの紹介や技術のアウトプットなどです。ぜひご覧ください。
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