おはようございました。今回は山口の方言についてお話しようと思います!
同じ県内でも地元が西寄りなのか、東寄りなのかによって方言が異なることも多いので一概には言えませんが、よく使う方言を中心にまとめてみました。
山口の方言は隣県の方言とも似ていたり、隣県から入ってきたと言われているものもあるのでたくさんの種類の方言があります。
その中から、普段よく使っていると思われるものをご紹介いたします!
・ぶち(意味: とても)
これはよく使う方言です。おそらく、山口の東・西問わず使う方言だと思います。有名な方言なので、意味がわからない、という方は少ないのではないでしょうか。
例: ぶちさむい(とてもさむい)
・わや(意味: めちゃくちゃ)
これも頻繁に使う表現です。「わやくちゃ」という使い方もよく聞きます。意味は同じで、「めちゃくちゃ」という状態を指して使います。
例: 部屋がわやじゃけ、片付けんさい(部屋がめちゃくちゃだから、片付けなさい)
・〜しちょる(意味: 〜している)
動詞のあとに付けます。英語で言えば「〜ing」になると思います。山口県のご当地キャラクター「ちょるる」の名前は、この方言から来ています。
例: ちょるる、知っちょる?(ちょるるを知っていますか?)
・かやす(意味: ひっくり返す、こぼす)
コップを倒してしまって水をこぼすように、何かをひっくり返してこぼす、というニュアンスです。この方言も使用頻度が高いと思います。
例: おぼんをかやす、コップをかやす(おぼんをひっくり返す、コップをひっくり返す、こぼす)
・たう(意味: 届く)
この方言は実際に、県外で「黒板の上がたわん(届かない)」と友人に行った際に「なにそれ?」と聞かれた経験があります。遠いところに手が届く、という意味合いで用います。
例: 黒板の上がたわん(黒板の上が届かない)
・せわーない(意味: 心配ない)
この方言は「それくらい大丈夫だよ」という意味合いで使うことが多いと思います。ちなみに筆者は「せゃーない」のように発音して使っています。理由はわかりませんが、、、。
例: そんなん、せわーない(そんなの、大丈夫)
・おはようございました(意味: おはようございます)
本記事の冒頭で使った方言です。気が付きましたか?この方言は、筆者の周りではあまり聞かないのですが、「おはようございます」をあたかも過去形かのように使うものです。
意味は過去形ではなく、「おはようございます」となります!
他県出身の人と話して初めて、「普段何気なく使っている言葉が実は方言だった」と気づくこともよくありますよね。
皆さんもぜひ、ご自身の出身地の方言を調べてみてくださいね。
「山口を、記録する。」山口オフィスのメンバーより毎週ブログを書いております。内容としては山口県オススメスポットの紹介や技術のアウトプットなどです。ぜひご覧ください。
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