今回は山口県出身の詩人、中原中也の事について記事を綴ってみようかと思います。
中原 中也(なかはら ちゅうや)という人は、明治生まれの文豪の一人。山口県、今でいう湯田温泉のある町の出身です。
汚れちまった悲しみに・・・から始まる詩を一度は読んだ事がありませんか?
詩人というと、繊細なハートの持ち主で優しい気性の人を思い浮かべますよね。
中也の肖像写真も、結構ハンサムなのでそんなイメージを初印象で持たれるかもしれません。
しかし、中也は意外と(?)ロックな人物だったようです。
可愛い顔して、意外にもお酒に酔うと荒れるタイプの人だったようです。
”太宰治は同人誌「青い花」を創刊するにあたり、檀一雄や中也を誘った。東中野の居酒屋で飲んでいると中也は「青鯖が空に浮かんだような顔をしやがって」「お前は何の花が好きなんだい」と絡みだし、太宰が泣き出しそうな声で「モ、モ、ノ、ハ、ナ」と答えると、「チエッ、だからおめえは」とこき下ろした”
(※wikipediaから引用)
中也の酒癖の悪さを想像すると、絡まれた太宰治も気の毒ですね(笑)。
他にも、お酒による逸話がいくつかあるので、調べてみてください。
フフッと笑えるようなエピソードもあります。
こんなヤンキーみたいな奴が書く詩ってどんな詩だよ、と気になる方も多いでしょう。
中也の詩は、美しいような、邪悪なような、不思議な世界観に魅力があります。
そんな、まるでロックシンガーのような詩人こと中原中也の記念館が湯田温泉に建っています。
興味を持たれた方は行ってみてはどうでしょうか?
すぐ近くにある、井上公園では中原中也の詩碑を読むことが出来ます。
■中原中也記念館
住所:山口県山口市湯田温泉1丁目11−21
営業時間:9:00~17:00(定休日:月曜)
2018年に入社。生まれも育ちも山口県のwebデザイナーです。 1児の母となり、子育てしながら仕事をしています。 女性として、母としての視点から、山口を紹介していけたらと思います!
REC.